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研究会要項

ゼミについて

 「発展途上国」と括られる諸国の政治は非常に多様ではありますが、その一方で、先進国との対比ではこれらの国が共通して持つ政治的課題が存在します。
本研究会ではそのような発展途上国地域に共通してみられる政治問題を、理論的観点から検討します。地域研究が得意とする、ある国・地域の固有性の探求や、開発問題、すなわち途上国の貧困をどう改善出来るのか、という政治学の領域を越えた問題の検討は本研究会の主眼ではありません

本研究会ではゼミ生が以下のような目的を達成することを期待しています。
1、途上国政治研究において、なにが問題になっているのか。どのような理論(因果関係に関する知見)が蓄積されているのかを知り、途上国政治研究の全体像を把握する。
2、アカデミックな問いの立て方、議論の仕方を身につける。
3、現実に起こっている現象に対し、理論を応用して分析出来るようになる(出来れば自分で仮説・理論を作れるようになる)
4、自分の興味のあるトピックについて独自に探求するスキルを身につける。
5、プレゼンテーションおよび論文を書くスキルを伸ばす。
 
 以上の目的達成のため、春学期には途上国が抱える政治問題の理論的把握を目的とした文献の精読とディスカッションを行ないます。
秋学期にはゼミ生が各自選んだトピックに関する自主研究とその報告、およびレポート作成を行ないます。

目的

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